1年半以上ぶりの美容院。
オーストリアに来たのは去年の6月。
オーストリアで何度か美容院行こうと思ったことはあったけど、コロナ騒ぎとか、役場式後がいいんじゃないかとかいろいろありこんなにも月日が経ってしまった。さすがにこんなに美容院に行かなかったことは今までなかったと思う。
でも実はこの間、2回は自分で髪を切っていた。笑
ニュージーランドにいたときに、「髪長くなってきたな。邪魔だから切ろう!」って切ったのが始まりで、日本じゃさすがにしないけど海外にいるときは割と抵抗なく自分で切っている。
ショートヘアーだとさすがに自分で切るのは難しいけど、ロングヘアを5cm切ったりするのは何の問題もない。笑
で、なぜそんなに海外の美容院を恐れているかって話で、結論から言うと日本人にとって日本の美容師さんは最高だ。細かいニュアンスが通じる!高いカット技術!!
まず海外の美容院に行って、言葉がうまく通じないため自分のしてほしいヘアスタイルがうまく伝わらないという問題がある。以前、どなたかのブログで“髪の毛をすいてほしいと現地(ドイツ語圏だったと思う)の美容師さんに散々説明したら、両サイドの髪をあごの長さで切りおとしたお姫様カットにされた”という衝撃的な話が掲載されていた。こんなの読んだら、怖すぎてこちらの美容院に行けるわけがない。
ちなみにドイツ語で 髪をすく、という単語はausdünnen。
ausdünnen, bitte! で、(髪を)すいてください。 になる。
大事なことなのでもう一回いいます。合言葉はausdünnen, bitte!!
予約した時も、実際に切ってもらう時もどちらの美容師さんにも普通に分かってもらえたので、発音も全然気にせずそのまま言えば大丈夫!!!!!
今回は家から徒歩1分の美容院いった。コロナのせいもあり事前に予約。
それから1週間後に夫と一緒に行ってきた。
まずは夫がカットしてもらい、約10分ほどで終了。ちなみにシャンプーとかはしないので、適当に霧吹きで濡らして切ってドライヤーで乾かして終わり。
次に私の番、まずは夫が「10cmぐらい切って、すいてください。」とドイツ語で美容師さんに伝えてくれました。
美容師(°д°)「そそそそんなに切って大丈夫なの!?また10cm伸ばすのに1年はかかるよ!!!!(ドイツ語)」
と、かなり驚いていた様子ですが、こちらとしてはそう何度も美容院に来る気はないし思いっきり切ってくれよーーーーといった感じ。
で、何度も確認された後にようやくカット。8cmぐらい切った少量の髪の束を見せてきて
美容師(°д°)「これくらいでいいかな?(ドイツ語)」と言ってくるので。
私「いやいやいや。Mehr,bitte」
美容師(°д°)「2cm?3cm?」
この美容師さん終始驚きっぱなしで、いままでバッサリ切ったことないのかな?と思うくらい。笑
ちなみに、この美容師さんめちゃめちゃイケメンでした。床屋さんには男性のスタッフさんをたくさん見かけますが、オーストリアで男性の美容師さんてあまり見かけないですよね?
で、ようやく決心がついたのか切りはじめてくれました。
日本の美容師さんたちはかなり手際よく、シャンシャンシャンシャンと切っていくイメージですが、彼はかなりゆっくりでとっても丁寧な感じ。
夫はよく「今日の美容師さんもかなり手荒く雑だった。」とよくいっているので、彼の落ち着いたカットはすごく気に入ったようでした。
英語を交えながら説明してくれつつ、どんどんカットがすすんでいきます。すきばさみではなく、カミソリ?を使ってザクザクすいてくれてました。ありがたい。ドライヤーに時間がかかってかかって大変だったんだ。
ちなみに切り始める前に、
美容師「髪型(毛先)はそろえる?それとも、トップからレイヤーつける?(ドイツ語&英語)」
で聞かれたのですが、以前海外在住のyou tuberさんが興味本位で海外の美容師さんにレイヤーでカットしてもらった髪形が恐ろしい出来上がりになっていたことを思い出し、今回はオーストリアの美容院初回ということもあり、冒険するのはやめました。もし、レイヤーでオーダーしていたらどうなっていたのか気になりますよね。。。勇気がなくてごめんなさい。
10分ちょっとくらいでカット終了。
美容師「切り終わったけど、これで大丈夫か確認してくれる?」
と言われたので、両手でぐしゃぐしゃ確認。
めちゃめちゃあたま軽くなってる~(*´∀`)と感動しつつ、「Super!Danke!」とお礼をつたえた。
美容師さん「床を見て!君は30%の髪の毛を失ったよ!」と素敵なイケメンスマイルで初めての美容院体験を終えました。
こちらの人とは毛質や毛量が違うから、私の髪はかなり取扱いづらかったであろうと今回のイケメン美容師さんには同情していしまう。
海外在住の日本人は現地ではせめてアジア系の美容院へ行ったり、わざわざ日本人の美容師さんを求めて国境を超える人までいるそう。
日本の美容師さんて本当にカット技術があるんだなーとあらためて感じた。すげぇ。
でも、今回のオーストリアの美容師さんもバッサリ切って思いっきりすいてくれたから、私としては大満足!!!!ありがとう。イケメン美容師さん。
ちなみに料金は26ユーロ、夫は24ユーロでした。
シャンプーとかブローとはついてないけど、もともとシャンプーなんて必要がなければしてほしくないからわたしとしてはこちらのメニューのほうが嬉しい。
次は市販のブリーチ使って思いっきり色ぬいてみようと思います。日本で看護師してるとさすがに金髪では働けないからね。一度は金髪にしてみたいんだ。ヽ(*´∀`)ノハハ
ではでは今日はこの辺で。
家に帰ったから切り残しの髪が3本もあったことは、イケメン美容師さんには黙っておこうと思う。