海外での冠婚葬祭に行くときに現地でのドレスコードのルールがわからないと不安になりますよね。今日はオーストリアのStandesamt(シュタンデスアムト)で行われる役場式での正装についてわかったことをお伝えします。
❶出席者の女性の服装
❷出席者の男性の服装
❸花嫁の服装
❹花婿の服装
❺出席者の子供の服装
参考程度にしていただければ幸いです。
オーストリアでは結婚式にディアンドルを着用することもありますが、今回はディアンドルを着用しないバージョンです(*´з`)
❶出席者の女性の服装
花柄のワンピースが多かったです。それも日本のような結婚式に出席する際のようなかっちりとしたワンピース(ドレス?)というよりは、軽やかなサマーワンピのようなものをイメージしていただけるといいと思います。ワンピースでない方は花柄のトップスに紺色の短パンといった感じ。ちなみに皆さん肩が出るタイプのお洋服でしたが、誰一人羽織ものを使用していなかったです。
靴は黒のフラットなタイプのパンプスが無難なようでしたが、つま先がオープンタイプのサンダルの人までいました。
髪の毛をセットアップしている人はだれ一人いませんでした。
他のグループの出席者を見てみると、気合の入ったブライスメイドたちはかなりめかしこんでいるような感じはありましたが、他は上記と変わらない感じでした。
❷出席者の男性の服装
Yシャツにロングパンツ。ジャケットもネクタイもしなくてもいいみたいです。ジーパンの人もいて正直かなり驚きましたが、こちらでは普通の様です。
靴は革靴。
❸花嫁の服装
❝特に決まりはない。黒でもいいし、ドレスの長さも好きなものを着ればいいんだよ。❞となんとも困るルール上に成り立っていることを知り、デパートなどで控えめなカラードレスやおしゃれなワンピースを探し回りましたが、やっぱりファッションセンスが異なるせいなのかわかりませんが、なかなか気に入るのが見つからず、結局はウェディングドレスのレンタルショップで借りることにしました。とても気に入ったデザインのものが190ユーロで借りれたのはラッキーだったと思っています。ドレスは踝よりちょっと上の長さのものです。
他の花嫁さんたちは2人は白のウェディングドレスで、もう一人はカラードレス(ワンピ?)でした。どれも床を引きずるようなゴージャスなものではなかったです。
髪型に関しては一人だけ美容院でセットしてもらったのかな?といった感じでした。私は自動カールアイロンを使って自分でセットしました。かなり適当にやったのに周りのオーストリア人からは美容に行ったと思われたほど好評でした。
靴は白のパンプスを履きましたが、ルールとしてはつま先オープンのものでもいいみたいです。
❹花婿の服装
Yシャツにロングパンツ。出席者たちと同様で、ジャケットもネクタイもしなくてはいけないというルールはないようです。ちなみに日本でよく見る白のタキシードを着る人はめったにいないそうです。
靴は革靴。
❺出席者の子供の服装
日本と変わらず、チュチュのようなカワイイワンピースであったり、赤ちゃん用の正装に見立てた服装でした。
結婚式前に自分なりにいろいろ調べてみましたが、あまり情報がなくお隣ドイツのブロガーさんたちのも読んだりもしました。結局、正解がわからないまま臨んだ役場式でしたが、10分程度で終わったのが最高のオチですね。(笑)
これは一例に過ぎませんので、もしかしたら同じオーストリアでもウィーンとかだと少しルールが違ったりするのかな?一例として参考程度にしていただけますと嬉しいです。