現実逃避=いかに遠くへ行けるか

 

 今週のお題は「遠くへ行きたい」です。

なぜ人は遠くへ行きたくなるのでしょうか。

数年前とにかく現実逃避がしたくて無理やりでも遠くに出かけていた看護師時代を思い出します。

 

なぜ遠くへ行きたかったのか

それはいかに現実から離れるか、実際に距離をとることで現実逃避ができると思っていたからです。

新卒で入った病院は500床もある急性期の病院でとにかく忙しかったです。怖い先輩もいたし、学生の時以上に勉強しなければならなかったが、やりがいを感じながら働けていたと思います。

しかし、看護師にインシデントはつきもので、いくら気を付けていても事故は起こります。上司や医師に怒られるのが辛いというよりかは、患者さんに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

働きつつもまたインシデントを起こしてしまったら、という恐怖もあります。

 

 

現実逃避は悪いこと?

私は全然悪いことではないと思っています。むしろした方がいい。

現実逃避は現実から一時的に離れることで心を休めることができます。永遠に現実から逃げているのではなくて、また現実に戻れるように心と体を調整しているのです。

 

 

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実際に行ったところ

夏休み以外に1週間ほど連休をとるのは難しかったので、月またぎで数日の連休をとるようにしていました。(私たちはこれを月マジックと呼んでいた)

韓国、台湾、香港などアジアは余裕で行けますね。

以前病棟でとてもつらいことがあったときは無理やりドイツに行ったこともありました。(笑)

同じ病棟のスタッフに連休をとっていることをバレにくくするため、月マジックを使っていましたが、そこそこバレていたと思います。ひょっそりドイツに行ってきたつもりでしたが、最強に怖かった上司に「なんで行ってくれないの?プレッツェルとHARIBO買ってきてほしかったのに(; ・`д・´)」なんて言われたこともありました。

 

 

現実逃避=いかに遠くへ行けるか、なのか?

ストレスフルな現実から海外という遠くの別世界に身を置くことで、疲れた心も身体もまた現実へ向かう準備ができていたと思います。別世界というところでいえば、アーティストのコンサートなんかにいくのも現実逃避になっていました。あのころは同期たちとK-POPにはまり、毎月のように誰かしらのライブに出かけていました。「私たちにとってこのライブは透析なのだ!」なんて訳の分からないことを言っている同期もいました。

 

 

最後に

現実逃避をしたり、自分のストレス解消方法を知ることってとても大切ですよね。それらをすることで❝またがんばろー❞って思えるし、周りの人に当たることもなくなりますからね。(笑)

早く遠くに行ける日常になってほしいです。