オーストリアで妊婦生活と仕事とコロナ

 

前回の更新から4カ月以上も経ってしまいました。。。。。

 

何をしていたかといいますと、夏は仕事が本当に本当に忙しくて、今年の夏は本当にどこにもいかず、ひたすら働いていました。忙しかったけど、辛かったかというとそうでもなくて、毎日働けることが嬉しかったです。シティのレストランだったので、「夏だけだから!」「夏の観光客が落ち着けば、そんなに忙しくなくなるから。」と、言われ続け、ひたすら頑張りました。

 

そんななか、妊娠していることが分かりました。普通に産休まで働く気でいましたが、早々に出血してしまい、からのつわりで一か月半くらい仕事を休んでしましました。

このつわりが本当につらくて、自分がイメージしていたものとかなりかけ離れており、気持ちが悪いとか、嘔吐が止まらないとか、そんなレベルではなくて、水も飲めずただただベッドでもがき苦しんで過ごす日々は本当に自分はこのまま死んでしまうのではないかと思いつつ、こんなんでおなかの中の赤ちゃんは本当に大丈夫なのだろうかと、不安な日々でした。一カ月で6キロ減。

 

とても仕事なんてできる状態ではないんですが、職場からのプレッシャーに耐えられず、なんとか仕事復帰しました。食事もまともにとれておらず、嘔吐も続いていたため、かなりボロボロな状態でした。そんなところで実はコロナになってしまい、また仕事を休む羽目に、、、、、。コロナの症状はちょっと風邪気味?程度で終わったのでよかったですが、このタイミングでつわりをぶり返し、また水も飲めなくなってしまったのがつらかったです。何より赤ちゃんに影響がないことを祈るばかりです。

 

オーストリアには妊婦を解雇できないという決まりがあるので、解雇にはされませんでしたが、私の場合は「働けないなら辞めてくれ」と普通に言われました。オーストリア人の親戚のおばさんも妊娠したとわかった途端、うまいこといわれて辞めさせられたと話してくれました。(職場は違いますが、数年前の話です)

 

オーストリアでは本来は出産予定日の2か月前から産休に入ります。が、なにか特別なリスクがあるともっと早い段階から産休に入ることができます。まずは通っている産科の医師が判断します。妊娠している職員が産休に入れば、会社側の負担はなくなり、国が支払う形になるので、会社側は病欠で休むよりもう産休に入ってくれと言ってくるわけです。(これは正社員だけでなくパートタイムの従業員にも適応します)

 

産科の先生は「確かに妊婦を解雇できない決まりはあるけれど、会社側は何とかして妊婦を排除しようとするし、医師に電話をかけてきて、産休にするように頼んでくる会社も少なくない。(怒)」とおっしゃっていました。あ、これがオーストリアの現実なんだろうな、、、、、とお察しします。

 

今日、オーストリアはすでに何度目?かのロックダウンがあけました。ワクチン接種が進んでもまだまだ収束が見えませんね。。。。さらに2月以降はオーストリアではワクチン接種が義務になるそうです。どうしてもワクチンをしたくない場合は600ユーロ?くらい払わなければならないらしいです。厳しい世の中や。

個人的にはワクチン接種もそうですが、どちらかというと陰性証明の方が大事なような気がしています。ワクチンしたってコロナになるわけだし、他の人に広めてしまうことだってあるわけじゃないですか。。。。実際、ワクチンをした人がもうワクチンをしたからと言って自分がコロナになっていることを疑いもせずに、まき散らしていることがあるので、ね。

いまだにワクチンをした人がワクチンしない人にたいして、どうやってワクチンを受けさせるかと騒ぎ、「ワクチンを受けない人は反社会的で低学歴の傾向がある。」または「移民に限ってワクチン拒否している人が多い。」なーんてツイッターでつぶやいているオーストリア在住の日本人の人がいて正直これにはびっくりしました。笑 何様。

 

世の中にはいろんな考えの人がいるし、それぞれコロナのストレスに耐えきれぬ状態にもなってきてますよね。私も少なからずそのうちの一人でしょうし、本当に日本に帰りたい気持ちでいっぱいです。笑

 

 

まだつわりが続いてるので、どの程度更新できるかわかりませんが気分転換にブログを更新したいなと思っています。

 

 

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