海外在住、フリーランス看護師がリモートワークを開始してみて。パート2

 

前回の記事を書いてから気がつけば9か月近く経っていました。

もし、ご興味のある方はお際に前回の記事をどうぞ↓↓↓ 

nsbinich.hatenablog.com

 

 

前回は看護師としてリモートワークを開始して2か月が経ったところでの、結果をつらつら書きましたが、今回はその後の経過をお伝えできればと思っています。

 

先に結果からお伝えしてしまうと、あまり稼ぐことができませんでした╭( ๐_๐)╮

しかし、ここに至るまでの経過で海外在住リモート看護師として働くために重要な情報をたくさん得たので、忘れないように残しておきたいと思います。結果的には私は今現在十分に稼ぐことができていませんが、私の経験談から逆に稼げる人もいると思います。どなたかの参考になれば幸いです。

 

 

 

ー目次------------------------------------

 1、クラウドワークスで仕事探し

2、看護師専用の転職会社にリモートワーク求人について問い合わせ

3、Wantedlyで転職活動

4、海外での税金の支払いについて

5、考察

6、まとめ

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1、クラウドワークスで仕事探し

当初はこのクラウドワークスで看護師のリモートの仕事を探して受けていました。開始2か月で、正直自分ではまあまあ十分な金額を稼げたのでは、と思っていましたが、その後はなかなかお仕事を得ることができませんでした。というより、看護師向けの仕事が徐々に減っているように感じています。数十円のアンケートだったり、一文字0.2円のライティングのお仕事であったりと、おこずかい稼ぎとしてでもかなり少ない金額しか稼げないように感じました。

なので、クラウドワークスでお仕事をチェックしつつ、他でもお仕事を探すことにしました。

 

 

2、看護師専用の転職会社にリモートワーク求人について問い合わせ

まずは依然何度かお世話になっているナースパワーに問い合わせてみましたが、“リモートでできるお仕事の求人の取り扱いはないので、もし入ったら連絡します。”とのことでしたが、未だに連絡はいただいていないです。

ナース人材バンクも取り扱いはないとのことでした。 

engageのナイチンゲールスピリットという会社がいくつか看護師でリモートの仕事の取り扱いがありそうだったので、コンタクトをとっていましたが、履歴書を送ったにも関わらず、数か月たった今も特に連絡ないです。

マイナビ“現在、国外に在住の方や国外の企業に関しては、厚生労働省の指導により求人の紹介ができない状況です。国内労働者の保護等が大きな理由です。とのことで、紹介いただけませんでした。厚生労働省ってこんなこともするんですね。

会社名は忘れてしまいましたが、他の会社の方も、“海外在住者にはお仕事がご紹介できない状況です”と言っていました。海外在住者にとって厳しい世の中です(°д°)

 

こんな感じで看護師専用の転職会社にお力をお借りすることも難しかったので、看護師専用にこだわらず、いわゆる一般的な?転職会社を利用してみることにしました。

 

 

 

3、Wantedlyで転職活動

典型的な転職会社(人材会社?)とはちょっと異なるようなんですが、wantedlyという会社を数回利用してみました。特徴は転職会社にもかかわらず、そこにのっている求人にはお給料がのっていなかったり、いきなり応募という形ではなく、【まずは話を聞いてみる】という企業への問い合わせ方法があるのが特徴ではないかと思います。

 

 1社目

医療系のアプリを開発している会社で、プログラミングなんてできないし私が働くことができるのか?と思いつつ、【まずは話を聞いてみる】で問い合わせてみたところ、オンライン上で面接をしてくださいました。話を聞いてくと、医療論文の英語⇒日本語の翻訳をしてほしい、看護師が働くうえで業務短縮できるようなグッツを考えてほしい、とのことでした。

私は翻訳に責任を持てるほどの医療英語の実力はないとお伝えしたところ、2週間後までに看護師お役立ちグッツのアイデアをメールでくださいとのことだったので10個近く考えて送りましたが、その後連絡はありません。ボツだったんでしょうね。(笑)

 

■2社目

看護師、介護士の人材会社で、コロナ禍ということで現在は80%くらいはリモートで業務をされているということでした。私は看護師として転職経験や派遣経験、介護施設で介護士さんと働いたことがあるので、これは私でもお役にたてるのでは!!!と思い、お仕事することを強く望んでいましたが、「最初から完全リモートで行うのは難しいと判断しました」と、連絡をいただきました。期待していただけにショックは大きかったですね。けど、ま、仕方がない。

 

■3社目

チャットでの健康相談を行っている会社で、【まずは話を聞いてみる】で問い合わせて面接をしていただいたのですが、「残念なんですが現在ご紹介できるお仕事がないんです。今のところ人材の確保はできていて、今後事業を展開していく上で今以上に人材が必要になるのでその時にはご連絡をするという形になりますがよろしいでしょうか。」とのことでした。正直え?と思いましたが、とりあえず話を聞いてみました。

緊急性のない健康相談をチャットで行っていて、現在は日本国内のみとなっていますが今後は海外でも事業を展開予定とのこと、そこでヨーロッパでの利用者が出てきたときにお願いできればということでした。コロナ禍で旅行はできない状況は続いてますし、業務展開がいつ行われるのかわかりませんが、連絡お待ちしています!!といった感じです。(笑)

 

■4社目

2社目と同様に看護師、介護士の人材会社で、完全リモートで業務を行っているので、海外在住でも問題ないとのことでしたが、結果的には不採用でした。

失礼のないように不採用理由を興味本位で問い合わせてみたところ、「サービスリリースのスケジュールの変更に伴う人員計画の変更のため、メンバー募集を一旦停止したため」とのことでした。本当の理由かどうかはわかりませんが、返信をいただけたことに正直驚きました。(笑)

 

 

他にもいくつか問い合わせしてみましたが、返信が全くなかったり、リモートでの業務は行っていませんととても丁寧な返信をいただいたりさまざまでした。

結果的にはwantedlyでお仕事をゲットすることはできませんでいたが、今まで一般企業で働いた経験がなかったので、いろいろと勉強になったな~というのが正直な感想です。全体の求人数に比べて看護師の求人は多くはありませんが、一般企業で看護師として働いてみたい、またはリモートの仕事を探している方は利用してみる価値はあると思いました。ただ、一般的な看護師の転職活動に比べてwantedlyで仕事を見つけるのは時間がかかりそうなので、転職活動は時期に余裕をもって行うか、並行して行う必要があると思います。

 

 

4、海外での税金の支払いについて

フリーランスとして働くまたは海外在住で働くうえで、これが心配なところですよね。日本国内でフリーランス看護師として働く場合は、お近くの税務署に問い合わせるのが早いしかつ確実です。

私が調べた限りでは、海外在住者の場合は国によって日本との協定状況が異なるので、一概にこうです。とは言えないみたいです。たとえばオーストリアと日本は両国で二重に税金を支払わなくていいように協定を組んでいるそうです。なので、とりあえずオーストリアの税務署に問い合わせてみたところ、「月いくら給料がもらえるのか確定したらまた教えて。」とのことでした。結果的に私はお仕事をゲットできなかったので、問い合わせていませんが、その後何らかの指示があるみたいです。

なので、海外在住のフリーランス看護師の方はその国の税務署に問い合わせてみるのがいちばん早いと思います。

ちなみに、いつになるかわかりませんが私も次回日本へ帰国した時は、日本の税務署に問い合わせてみたいと思っています。

 

 

5、考察

コロナ禍ではありますが、やはり看護師のリモート求人はそこまで多くないように感じます。ただ、翻訳できるほどの語学力があるなど、看護師+α能力がある方はお仕事を見つけやすいのかもと思いました。

看護師リモート求人を見つけるまでがかなり大変で、かつそのお仕事をゲットするには時間がかかりますし、一回限りでの仕事やバイトがほとんどなので、リモートの仕事だけで生計と建てるというのは非常に難しく感じます。

 

 

6、まとめ

記事を書いている今現在での情報なので、状況は日々変化していくと思います。コロナが終わればなおさらかと。

かつ、私の体験をもとに書いているので、もしかしたら「え?簡単に仕事見つかるけど?」みたいなご意見もあるかもしれませんが、もしありましたら是非教えてください(笑)

とりあえず、オーストリアでの仕事が見つかったので、以前よりは看護師のリモートの仕事を探すペースは下がりましたが、今後も気長に探していきたいと思っています。そして、オーストリアで看護師の免許書き換えができるようにドイツ語も引き続き頑張っていこうと思います。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

 

 

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