以前からオーストリアで一度はスキーに行きたいなーと思っていました。しかし、コロナだったり、夫を説得するのに時間がかかったりとで(笑)、先日ようやくオーストリアでスキーに行くことができました!
スキーをするのは10年以上ぶりだったので、多少の不安はありましたが、
「ま、ちょっと練習すれば前みたいにできるっしょ(┓ ˘ω˘)┛」
と思っていたんですね。しかし、タイトル通りにオーストリアと日本のゲレンデが違いすぎて開始5分で号泣する羽目になったんです。(笑)
私の経験と実際のゲレンデの違いを数字で比較しながら、つらつら書いていこうと思います。軽い気持ちでオーストリアでスキー(またはスノボ)に行こうと思っている方は一読されることをお勧めします。(笑)
ー目次ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1、先日行ってきたスキー場【Gerlitzen】
2、オーストリアのゲレンデについて
3、日本のゲレンデについて
4、【ゲレンデ】ってドイツ語だったの!!?
5、まとめ
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1、先日行ってきたスキー場【Gerlitzen】
自宅から車で約1時間。一番近くのスキーリゾートに行ってきました。
www.gerlitzen.com
本来なら20個ものリフト稼働している大きな大きなスキーリゾートなんですが、コロナ下であり平日ということで、その日は13個のリフトのみ稼働となっていました。
1日リフト券が大人一人 49.50ユーロ (日本円で6200円くらい)
スキーレンタル 35ユーロ (日本円で4400円くらい)
スノボも同じレンタル料でした。スキーウェアーもレンタルできるみたいですが、私たちは持参で行きました。
で、さっそくスキー開始!!!!!!
ドキドキしながらリフトに乗って、同じく10年以上ぶりにスノボをするという夫に必死についていきます。
リフト乗ってる時からうすうす感じていたことが、
「それにしてもゲレンデの斜面急すぎじゃない?????(;゚Д゚)」
10年ぶりだし気のせいかな??と思いつつ、特にコースについて調べないまま夫の後ろをついていきました。
リフトを降りて数メートルはなだらかな斜面でしたが、すぐに割と急な斜面となりました。さらに進むにつれどんどん急な斜面になっていきます。10年ぶりとは思えない勢いで夫は滑れてました。しかし、私はというと斜面が急すぎて、八の字で右左にジグザグいかないととても滑ることができません。コース途中のかなりの急斜面を無事降り終えたところで、もう怖すぎてここで号泣。←(笑)
ただただ斜面が急すぎてスキーで滑るのが怖いというのもありますが、3万くらいしてスキーウェアを買い、本日のリフト券+スキーレンタルで軽く1万を超えており、こんなに出費しておきながら全然楽しめないという悔しい気持ちもありました。
「クソー!!10年でこんなにレベルが落ちたのか?歳をとったせいか?」などと、いろいろ考えながら、何とか滑り終えることができました。
ここで一度、パンフレットでコースのレベルを調べてみると、先ほど私たちが滑ってきたルートはなんと上級者コースだったんです。
そりゃあ、急斜面で滑るのが怖いわけだ!となり、次は初心者コースに行くことにしました。
初心者コースを滑り始めてみると、
「そうそう。スキーってこういうのだよね!あー楽しい♪」
となっていたのですが、なぜか中盤から急斜面登場。こんなん初級者コースじゃないだろ、と思いましたが滑り降りる以外に選択はないので滑ります。やっぱり怖い。(笑)
リフトに乗りながら他の人の滑りを観察。。。。。八の字でジグザグ滑っているのは私を除いて、おそらく今日がはじめてスキーに挑戦している小さいお子ちゃんくらいです。みーんな両足をそろえて一直線にビュンビュン滑っていきます。(99%ヘルメット着用していました!)
必死に滑ってる私を見て、夫は
(⌐■_■)「無理するとはないよ。嫌ならもうやめよう?」
と何度も声をかけてくれますが、
「こんなはずはねぇんだ!」と自分に負けたくなくて、必死に滑って練習することにしました。しかし、この日は初心者コースがこの一つしか開放されていなかったので、初心者コースでありながら、途中から急斜面になるこのコースでひたすら練習するしか選択肢はありません。それに、駐車場に帰るには最低でも中級者コースを滑って降りなければなりませんでした。
結局この日は最後まで以前のようにビュンビュン滑れるようにまではなりませんでしたが、特に大きな怪我もなく数回こけただけで終えることができました。
2、オーストリアのゲレンデについて
自宅についてから改めて
「オーストリアのゲレンデは日本に比べて急だと思うんだよなー。きっと気のせいではないはず!!!」
と思い、調べてみました。
Gerlitzenスキーリゾートではゲレンデ傾斜が
初心者コース 25度まで
中級者コース 25~40度
上級者コース 40度以上
と、なっていました。
しかし、角度だけ言われてもしっくりこないので、日本のゲレンデと比較してみましょう!
3、日本のゲレンデについて
スキー場によって多少異なりますが、一般的には
初心者 10度前後
中級者 15~25度
上級者 25度以上
とされているそうです。
日本では25度以上で上級者とされているところ、そりゃ40度以上のコースを滑ったら怖くて号泣するわけだ!と、妙に納得してしましました。(笑)
日本は初級者コースかせめて中級者コースくらいしかいったことがなかったのに、いきなり40度越えって!!!!!!!!(|| ゚Д゚)
開始5分で号泣したことも、いろいろ思いつめすぎてリフトから降りそこなったことも、最後は疲れすぎてスキーシューズが自分で脱げなかったことさえ、いまではいい思い出です。自分の滑れなさに落ち込んでいたけど、今ではよく頑張ったな!と、誇らしく思えます。(笑)
何度もいいますが、オーストリアでは初心者コースでさえ相当急な傾斜が途中入ってきます。日本のように、山頂のコース開始から終わりのふもとまで緩やかなコースが続くことはありません、数メートル先は急降下でした。
もちろんスキーリゾートやコースによっても多少異なるとは思いますが、オーストリアではこれが普通だそうです。
軽い気持ちでオーストリアでスキーをしようと思われている方は、スキー場やコースの下調べをすることをお勧めします。もちろん上級者の方や、自身のある方はどんどん挑戦してみるとすごく楽しめるんだろーな!と思います。(いい意味で日本のゲレンデとは違うので。)
4、【ゲレンデ】ってドイツ語だったの!!?
ドイツ語の das gelände 【地形】からきているようで、Skigelände【スキー場】という意味だそうです。
5、まとめ
念願のオーストリアで初スキーでしたが、なかなか壮絶な思い出となってしましました。最後に夫から
(⌐■_■)「コースを事前に調べなくて申し訳なかった。過去にコースのレベルを気にしたこともなかったから、調べるなんて発想がなかったよ。」
と謝罪されたんですが、さすがスキー大国オーストリアだなーと思ってしまいました。
過去に夫と義理父とその友達とでスキーに行ったそうなんですが、体感傾斜60度で飛べそうなくらいの急斜面(夫の勝手な感想)から義理父が勢いよくスキーで滑っていったらコケてスキーの板からグローブ、帽子、めがね等がぜーんぶ飛んでいいちゃって派手に転んだ義理父をみんなで大爆笑したそうです。怪我かなったのが何よりですが、さすがスキー大国オーストリア(2回目笑)。
今冬はもう難しそうなので次冬にもうちょっと緩やかなコースがあるスキーリゾートをさがしていってみたいと思います!
現在はコロナ下なので、最低限の飲食店しか空いていない状況ですが、本来なら各スキーリゾートはたくさんのホテルとレストランがあり、たくさんの観光客でにぎわうようです。ドイツ語ができなくても、英語で対応してもらえます!
今冬、オーストリアのHinzenbachで行われていたスキージャンプの大会で高橋沙羅選手が優勝されていましたね!おめでとうございます!!
オーストリアでスキーやスノボーの予定の方は、お怪我のないように楽しんでください!!!!!
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